【映像制作内製化】花王の8,000万円削減に学ぶ!中小企業が「失敗しない」機材選定と投資バランスを徹底解説

こんにちは、UNLEASH TALENTのMANTAです。
関西の中小企業で企業広報を務めながら、映像クリエイターとして動画内製化の支援を行っています。
今、マーケティング業界で大きな話題となっている「花王の映像内製化」をご存知でしょうか?
- 初年度で約8,000万円のコスト削減
- 外注で3ヶ月の納期を1週間に短縮
- 5人の兼務チームで年間80本以上を制作
この数字だけを見ると、
「さすが大企業、資本力が違う」
「ウチのような中小企業には真似できない」
と感じてしまうかもしれません。
しかし、現役の広報兼クリエイターの視点でこの事例を紐解くと、
そこには企業の規模を問わず、すべての会社が取り入れるべき
「動画戦略の本質」が隠されていました。
本記事では、このニュースから読み解く
「中小企業のための映像内製化・成功のロードマップ」を解説します。
1. 花王の事例から読み解く「プロの機材選定」
花王の内製化成功の鍵は、徹底的な「予算配分のメリハリ」にあります。
コスパ最強の「Blackmagic Design」を中枢に
彼らはスタジオのシステム中枢(スイッチャー等)に、
数千万円する放送局用機材ではなく、
コストパフォーマンスに優れたBlackmagic Design社の製品を採用しています。
あえて「プロシューマー向け(プロも使える民生機)」を選ぶことで、
システム全体のコストを劇的に圧縮しています。
「画質」の要には妥協しない投資
一方で、映像の「空気感」や「クオリティ」を決定づけるレンズには、
Fujinonの放送用レンズ(実勢価格500万円クラス)を投入しています。
- システム全体: コスパ重視の機材で賢く構築
- クオリティの要: 妥協せず一点豪華主義
すべてを最高級品で揃えるのではなく、
「どこにお金をかければ映像が良くなるか」を知り尽くした、
まさにプロの戦略です。
2. プロからの指摘で気づいた「中小企業の戦い方」
先日、私のYouTubeチャンネルでこの件について解説したところ、
本職の映像プロフェッショナルの方から、非常に鋭いご指摘をいただきました。
「あのレンズは300万どころか500万以上しますよ」
「中小企業は機材ではなく、『人』にどれだけコストをかけられるかではないでしょうか」
このコメントに、中小企業が内製化で勝つためのヒントが詰まっています。
確かに、私たち中小企業が500万円のレンズを導入するのは現実的ではありません。
では、我々は大手の真似ができないのか?
いいえ、違います。
私たちは「投資する場所」を変えればいいのです。
それは、「企画」と「熱量」、つまり「人(ソフト面)」への投資です。
どんなに高価なシネマカメラを使っても、
中身(コンテンツ)がつまらなければ顧客の心は動きません。
逆に、構成が緻密でメッセージが明確なら、
たとえiPhoneで撮影した映像であっても、
売上や採用につながる成果を出すことは可能です。
3. 「画質=企業の信頼」?ブランディングの視点
ここで一つ、誤解していただきたくない重要なポイントがあります。
「中身が大事なら、画質はどうでもいいのか?」というと、
答えはNoです。
企業の広報活動において、
映像のクオリティ(画質・音質)は「企業の信頼感(ブランディング)」に直結します。
暗くてノイズだらけの映像や、
音声が聞き取りづらい動画は、
視聴者に「雑な仕事をする会社だ」という
ネガティブな印象を与えかねません。
ここに、多くの中小企業が抱えるジレンマがあります。
- 予算は限られている
- でも、安っぽい映像でブランドを傷つけたくない
- もちろん、企画力も必要
この「画質(ハード)」と「企画(ソフト)」のバランスを、
自社の予算に合わせてどう最適化するか。
これこそが、内製化失敗を避ける最大の分かれ道です。
4. 結論:中小企業が動画内製化で成功する「3つの鉄則」
花王の事例と、私自身の現場での実体験を踏まえ、
これから動画活用を始める企業様へ「内製化の最適解」をご提案します。
① 機材は「身の丈に合った良品」を選ぶ
500万円のレンズは不要ですが、スマホだけでは表現力に限界があります。
Blackmagicのような「コスパの良いシネマカメラ」を導入することで、
低予算でも「企業として恥ずかしくない画質」を担保できます。
② 予算は「運用体制(人)」に残す
機材費で予算を使い切り、担当者の教育や企画にかける工数がなくなっては本末転倒です。
「誰が撮るのか」「どう継続するのか」という運用体制への投資を最優先してください。
③ 外部プロを「パートナー」として活用する
すべてを自社で完結させる必要はありません。
「日々のSNSは内製」「会社案内などの勝負動画は外注」、
あるいは「立ち上げの機材選定だけプロに頼む」
この「内製と外注の使い分け」ができる企業こそが、
最もコストパフォーマンス高く成果を出しています。
最後に:御社に最適な「0→1」をサポートします
UNLEASH TALENTでは、
関西の中小企業を中心に、「御社の規模感と予算に合った映像内製化」を支援しています。
私は単なる広告代理店ではありません。
企業の広報担当として、日々「予算」と「成果」の板挟みになっている実務家です。
「ブランディングに必要な画質」を確保しつつ、「持続可能な運用体制」をどう構築するか。
これから動画を始めたい方はまずは一度、現状のお悩みをご相談ください。
御社だけの「ベストなバランス設計」を一緒に作りましょう。

